これはアイナメなのか?
ここのところ天気図を見ると冬型の季節配置が強まることが多いですね。海沿いでは、北風が強くなり、釣りが出来ない日が増えます。雨は防寒着で凌ぐことができるのですが、強風では、どうやっても釣りをすることができません。天気予報とにらめっこをしながら、風の弱い時間帯と場所を探しています。
昨日は友人のIさんと一緒に茨城県の波崎港へ行ってきました。波崎は千葉県の銚子と利根川を挟んで隣接していて、強風の日が多いです。ただ、天気予報では、朝のうちだけ、風が弱まると言っていました。
午前2時半に出発、4時半に到着、週末なので釣り場は少し混んでいましたが、良い場所で釣りをしていた方が、場所をサーフ(砂浜)に移動するということで、釣り座を譲っていただきました。釣りエサのサンマの切り身と大きなオキアミもいただき、その方には本当に感謝です。
心配していた風は強いですが、風下なので釣りができないというほどではありません。空は晴れ、星がとても綺麗です。小潮、これから潮が上がっていきます。
最初は、アナゴやシーバスを狙ったブッコミ釣りです。いただいたサンマの切り身と持って来た青イソメを釣り針に付けて暗い海へ投げ込みます。
ブッコミ釣りの仕掛けを投げた後は、胴付き仕掛けで、岸壁の際を探りました。いただいたオキアミをエサにしています。
夜が明けました。美しい朝です。
予報通り風も弱まっています。いわゆる朝凪ですかね。
肝心の釣果ですが・・・
夜明け前にブッコミ釣りでアナゴが釣れました。型は小さいですが、久し振りなのでとても嬉しい獲物です。
胴付き仕掛けの探り釣りでは・・・
釣り上げた時、周りで釣りをしていた人たちは「アイナメだ!」と言っていましたが、ドンコですよね。ただ、ここまで大きいのは私も初めてです。
家に帰ってネットで調べたら、エゾイソアイナメとも言うそうで、あながちアイナメと言っても間違いではなかったのかな?
あと蛇足ですが、私が住んでいる地域では淡水にすむ小型のハゼもドンコと呼びます。
明るくなってからは、黒鯛の幼魚(リリース)や落ちハゼも何匹か釣れました。太陽が高くなると、また風が強くなってきたので、午前9時に納竿します。落ちハゼは、前回、ここで釣ったばかりなので、Iさんに差し上げました。
今回のお持ち帰りはドンコとアナゴです。両方ともヌメリの多い魚なので、それを包丁で丁寧に取ったあと、さらに霜降り、熱湯をくぐらせます。ドンコには肝がたくさん入っていました。これを活かして晩御飯はドンコ汁にします。活き締めしてきたアナゴも一緒に入れちゃいました。
魚の身が野菜の下になって見えませんね(笑)
ドンコ汁は東北の郷土料理で、これもネットで調べたのですが、ドンコは三陸沿岸では、縁起の良い魚として有名で、商売繁盛や大漁を願いドンコを神棚にお供えするそうです。
私も早速、大漁を祈願しました!
少し煮過ぎて身崩れしてしまいましたね。次回は、霜降りの後に氷水でしめてみますか。
味の方は、身が柔らかく、濃厚です。肝が良い仕事をしていて、野菜の旨味を引き出しています。身体を芯から温める美味でした!(^^)!
もし良ければこちらもクリックしてください。とても励みになります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
0コメント