外道とは呼ばないでー南房五目釣りー
最近「お魚さんたちが呼んでいる、冬になると会えなくなるよと呼んでいる♪」こんなフレーズが頭の中で時々浮かびます。ハマちゃんほどではないと思いますが、私も少しだけ釣りバカになってしまったようです。
そんな訳で、昨日も午前中で仕事を終わらせ、南房総まで行ってきました。
最初は、館山の夕日桟橋です。景色は素晴らしいのですが、トウゴロウイワシしかいないようで、閑散としています。
そこで早々と見切りをつけて白浜の乙浜港まで移動しました。
先ずは、ちょい投げからスタートです。まだ水温が高いのか、フグが多く、エサや針ばかり取られてしまいます。たまに型が良いのを釣り上げるのですが、持って帰っても食べられないので全てリリースです。そんな中でも何とか粘って真鯛(チャリコ)2匹、メゴチ1匹を釣り上げることができました。
暗くなってからはサビキにチェンジです。最初はのんびりウキフカセをやるつもりだったのですが、時間が無くなってしまったので、コマセを大量に撒き、サビキにかけました。しかし集まってきたのは、鰭に毒棘を持つアイゴです。最初は型も小さかったのでリリース、大きいものだけ持ち帰りました。15分ごとに集まってくる魚の群れが変わり、次にやってきたのはネンブツダイで、その次はなんと、これもまた鰭の棘に毒を持つゴンズイです。今日はつくづく毒のある危険なお魚さんたちに好かれています。ゴンズイも型が良かったのと食べると美味しいということなので、慎重に針を外し、持ち帰りました。最後には駄目押しでトウゴロウイワシの群れが現れ、居着いてしまい、あきらめて終了です。そんな中でも何とかメジナ(木っ端)1匹を釣り上げることができました。
家に帰ったのは10時近くで、真鯛(チャリコ)、メゴチ、アイゴ、メジナ(木っ端)は急いで三枚におろし、刺身にします。その後、晩御飯を食べ、残りの魚を捌きました。ゴンズイは毒針を慎重に避け、開いて、一夜干しです。ネンブツダイとトウゴロウイワシは、唐揚げ用に、頭と内臓、背骨を取って冷蔵庫に保存します。その後、洗い物をして道具を片付けたら午前2時をまわっていました。釣りバカは家族に迷惑をかけますね。
それにしても今回はいわゆる外道と呼ばれるお魚さんたちばかりでした。真鯛やメジナだって、チャリコや木っ端クラスなら大物狙いの人たちにとっては外道でしょう。食べられないフグは置いておいたとして、アイゴやゴンズイは鰭に毒があるので大変危険ですが食べると美味しい魚ですし、メゴチもエラに大きな棘があるため嫌われ者ですが美味ですよね。
たとえ外道と呼ばれる魚であっても、美味しく食べられる魚であれば、私にとっては貴重な釣果です。冬が来るまでになるべくたくさんのお魚さんたちと出会いたいですね。まぁ冬は冬で冬のお魚さんたちに会いに行くことになるのですが・・・(笑)
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